修士論文を執筆するスケジュールの例

Disability & Society

こんにちはすぎっしゅです( @sugisshu )。

大学院で論文を執筆するときには、スケジュールの管理が非常に大切です。

わたしは4年間かけて修士論文を作成しました。はじめのうちから「スケジュールの管理が大切です」と教授から伝えられていたのですが、なかなかその真意を捉えることができず、繰り返し同じようなスケジュール感で過ごしておりました。

A. 1年次から2年次・B. 2年次から3年次・C. 3年次から4年次と、3回に渡りスケジュールを組み直しています。そのなかでも特に重要だと感じるのが、修了予定年度のスケジュールです。

まずはわたしが組んだ「失敗版スケジュール」を提示します。

失敗版スケジュール:3月修了予定の場合

2月:論文構想発表の実施

3〜4月:先行研究の整理・現地調査の方法確定

5〜6月:現地調査の実施とそのまとめ

7〜8月:第4章の執筆

9〜11月:5〜6章の執筆

12〜1月:全体の推敲など

2月:最終報告

【失敗の理由】①現地調査ができなかった②全体の整理に時間がかかった

上記のようなスケジュール管理だと、正直遅すぎました。COVID-19の影響などにより現地調査ができなかったことはありますが、それでもオンライン・インタビューなど代替案はあったことなどから、早めはやめの計画を練っていれば、うまくいったのではと思います。

続いて「成功版スケジュール」を提示します。

成功版スケジュール:3月修了予定の場合

2月:論文構想発表の実施

3〜4月:先行研究の整理・現地調査の方法確定

5〜6月:第4〜5章の執筆

7〜8月:第6〜7章の執筆

9〜11月:全体の推敲など

12〜1月:全体構成の組み直し

2月:最終報告

【成功の理由】①スケジュールを前倒し②とにかく進めること

上記のようなスケジュール管理だと比較的うまく執筆が進みました。このフェーズだとほとんど全体の構成が完成していたことも、要因としては大きいです。そして秋頃には、多少の修正部分はあったものの、ほとんど完成していたことがあります。

重要:細かくフィードバックを受けること

わたしが論文執筆のスケジュール管理をするなかで感じたのは「細かくフィードバックを受けること」でした。むしろ教授はそのためにいるといっても過言ではありません。決して安くはない学費を払っているのですから、できる限りのリソースを活用するのが、スケジュール通り修了するためのキーポイントだと考えます。

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