アッサローム・アライクン、YUJIです。
先日のタシケント上京時に、在ウズベキスタン邦人にむけて一本のメールが届いた。
来る5月14日(土)に世界各国の料理が一同に集う”フードフェスティバル”が開催されるとのことだった。それはまるで日々のウズベク料理に疲弊している我々に、一筋の光がさしたようだった。
続きを以下よりお読みください!
「フードフェスティバルを開催いたします。入場は在留邦人限定で、先着15名ですのでお早めに。」
なにぃ!?先着15名……
派遣されている隊員だけでも40数名、タシケントに滞在しているのは我々を含め20名弱。企業の社員や留学生も応募することを考えると、ぐずぐずしている場合ではない、今すぐ応募しなければ!と意味もなく熱くなる。
無事に先着15名内に入り、各国の料理が集う夢の祭典へと足を踏み入れた!
まずは以下の動画をご覧ください!
会場内で行われていたダンスイベントの様子で、このほかにも各国の伝統的踊りをウズベク人が数曲踊っていました。やや小雨に当たられたこともありましたが、熱気で溢れる場内。この人数で踊るラズギは圧巻よのう……
どこで行われていたの?
基本情報
開催場所:タシケント市内独立記念広場前(Метро Мустаклик Майдони)
営業時間:11:00~14:00
飲食料金:チケット購入制
どんな国の料理があったの?
以下に確認した限りの出展ブースを記載します。順不同。
ウズベキスタン、トルクメニスタン、アフガニスタン、カザフスタン、アメリカ、ドイツ、イタリア、ロシア、イギリス、インド、日本、中国、エジプト、スーダン、バングラデシュ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、オマーン、ブルガリア、チェコ、ルーマニア、ポーランド、スイス、イラン、ポーランド、スロバキア、アルジェリア、サウジアラビア、トルコ、ウクライナ、イスラエル
その数30以上!
飲んで食べまくるぞーーー
うまいのなんのって!!
コレだけたくさんの国に触れるのは駒ヶ根の訓練以来かな。楽しいぜ!
全ブース制覇を目指して、いざ出発!
(会場外の施設)
(フェルガナの紹介を熱心にするおじさん)
入場すると右手にタシケント以外の出展ブースを見つける。ヒバやサマルカンドを紹介するブースがあり、そのなかでフェルガナの紹介をするおじさんと話込み、フェルガナ州の紹介DVDを無料でもらいました。
こんな感じの紹介動画をみるのは初めて!フェルガナ市だけでなくコーカンドやリシタン、未開の地、ボディルなども紹介されていることに驚き。英語の解説が入っているからわかりやすい!
(フードチケット)
会場内では基本的にこのチケットを前払いで購入する。
わたしはすこし控えめに22000スム分(5000×2枚、3000×3枚、1000×3枚)を購入しました。
(オシュ缶)
ゴクリ……コレが噂のオシュ缶……
オシュは一般家庭に呼ばれたときに振舞われるものが一番美味しいといわれている。わざわざ買って帰る必要もないと思い、さらっと写真だけ。確か日本にも売っているはず。
※AMAZON先生で検索してもみつからない!レア感あり!
(日本酒)
普段日本にいるときには飲まない日本酒を手に取り、悠々と会場内を歩き回る。
(場内の様子)
やばー!
ウズべク人だけではなくヨーロッパ系、東南系、日系、いろんな人種で溢れ変える場内。
(トルクメニスタンのサムサやノン)
ウズベキスタンのものよりやや脂っこさが少ないサムサは、トルクメニスタンでも人気の料理のよう。
(マレーシア)
料理の名前はわからないけど、春巻き状の巻物と鶏肉の串焼き。どちらかというと蒸し料理のような食感で、味付けが薄いかな。
(ケーキ)
トルコブースで買ったケーキは絶品!
(イタリア・ワイン)
一緒に行った北海道出身のソムリエ隊員(日本語教育)のオススメワインを試飲。
美味しい!ウズベキスタンの酸化しまくったワインとは全然違う味!
(きれいなお姉さん)
スラブ系の顔立ちのお姉さんたちはどこらへんの民族だろう……
ブルガリア、ウクライナとかあのあたりかな?何語で話しかけてよいものかわからず、何気に写真だけ撮らせてもらう。
チャンポンしまくった結果。
日本酒、イタリアワイン、ドイツビール……
いろんなお酒を短時間で飲みまくった結果、急激な眠気に襲われる。だって3時間しか開催されないんだもん。全ブース制覇を謳ってみたものの、終わってみれば飲食できたのは日本、中国、トルクメニスタン、ドイツ、トルコ、マレーシア……もっと計画的に歩けばよかった。
以上が”在留邦人限定フードフェスティバル”の全貌でした! こんなお祭りを頻繁に催してくれれば国のアピールにもなるし、もっと街が盛り上がって楽しいと思うんだけどなぁ。何はともあれ美味しいお酒を飲めたので良しとしよう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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