【冬本番】凍えて死にそう……!そんな途上地域の極寒の冬を乗り切る秘訣を3つ伝授したい。

ウズベキスタン

アッサローム・アライクン、YUJI( @sugisshu )です。

この記事にたどり着いたかたは少なからずウズベキスタや中央アジア、もしくは途上国の現状について興味を持たれているかと思います。日本とはまったく異なる生活環境や文化的背景を知りたいというかたも多いのではないでしょうか。

今日の記事では上述したどの内容よりも重要である「気候の変化ととの対策」についてまとめてしました。

はじめに

まずは以下の文章に目を通してみてください。

さてウズベキスタンの気温変化の厳しさは冒頭に記述したとおりだ。沖縄に住む人なら寒すぎるだろうし、北海道に住む人なら暑すぎると感じるだろう。暑すぎても寒すぎてもわたし個人としてはかまわない。なぜかというと、というのもそれに応じた対策を立てればよい話だからだ。夏は心地よい薄着にすれば良いし、冬は重ね着をすれば至極快適に過ごせるだろう。

また同じフェルガナ州でも電気やガスのインフラに差があるようだ。コーカンド地方では必ず1日2時間程度の停電があると聞くし、同じフェルガナ地方に住む友人宅では毎日停電するらしい。交通インフラが比較的整っているいて資源も多いこの国でも、電気やガスの供給はまだ十分ではないらしい。

わたしが住んでいるマンションは市役所の前に位置するため、停電はめったにない。しかしガスも全くなくなるわけではない。まだ気温の変化になじんでいないのかもしれない。マンションの大家さんは「ガスがきたから部屋を暖めるといいわよ」と言ってくれたが、どうも部屋を暖められるほどのガス量はないようだ。同じガスを用いてお湯を沸かしシャワーを浴びなければならないのだから、それはもう修行のようだ。”風前の灯”そう呼んでもよいような火力である。

この内容はわたしがウズベキスタンに派遣されているときにはじめて訪れた「冬」に立ち向かっている記事です。

上述の内容からもわかるように実はウズベキスタンの冬はかなり寒いのです。

ウズベキスタンの気候変化ってどうなっているの?

ウズベキスタンの気候変化ってどうなっているのでしょうか?

まずは以下の画像をご覧ください。

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ちょっとわかりにくいかもしれませんが赤線上にウズベキスタンがあります。

そしてウズベキスタンの首都タシケントは北緯40度で、北海道とほとんどかわりません。緯度だけで気候を語ることはむずかしいのですが、実は、ウズベキスタンの気候変化は北海道のそれによく似ています。

よく知人からは、

「とっても寒い地域かと思っていた!」

とか

「とっても暑い地域かと思っていた!」

といわれるのですがそのどちらも正解でどちらも不正解です。

ウズベキスタンはとても熱くてそしてとても寒いのです……!

夏場の暑いときには摂氏50度まであがりますし、寒いときには氷点下まで下がり、雪が降ります。よくfacebookの同期隊員の投稿(特に島国)をみて「常夏って超羨ましい……!」と思っていました。もちろん彼らには彼らなりの悩みはあったようですが、赴任時に荷物が少なくてすむのはとても羨ましい限りです。

今日の記事テーマは越冬対策なのでそちらにフォーカスしてみたいと思います。

ウズベク人はどうやって冬を超えるの?

さて、まず現地に住むウズベク人たちは どうやって寒い冬を超えているのでしょうか?

寒くなってくると当然配属先の病院でもその話題で持ちきりなのですが、基本的には厚着をします。写真をみてみましょう。

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写真をみてもわかるように頭に”テルパク”という帽子をかぶります。極寒のロシアで、ロシア人が被っているイメージありますよね。ウズベキスタンはもともと旧ソ連の一国だったため、服装も似通っています。

そして全体的に黒い上着が多いです。

これがウズベク人の色彩感覚なんでしょうか?

寒くなるにつれて街の景色が黒く染まっていくます。

また以下の写真もご覧ください。

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この写真はわたしが帰国する直前に「日本で着なさい」と言われてプレゼントしてもらった”チョポン”という民族衣装です。この服はお祝い用に作られたものなので青いのですが街中ではこの同型の黒地が多いですね。

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まあでももちろん若い学生たちはこんな日本と変わらないような服装もしていますよ。

以上のように”まず何はともあれ”着込むというのが現地ウズベク人のスタイルのようですね。

YUJIはどうやって冬を超えたの?

わたしは北海道出身なので寒さにはわりと慣れているつもりだったのですが、それでもウズベキスタンの寒さには打ちのめされました……。

というのも外出しているときにはもちろん着込んで暖をとるのですが、問題は屋内の環境なんです。

日本の寒い地方であればもちろん暖房設備がしっかり整っていると思うのですが、ここウズベキスタンではガスの量が決まっているため地方への供給が非常に少ない・もしくは遅いのです……。寒いのは覚悟していましたがその原因がまさかこんなところにあるとは思いもしませんでした。

ガスが来ないことによる弊害

日本に住んでいて、

「昨晩はガスが来なくてさ〜。」

なんて会話はさすがにないですよね?

しかしウズベキスタン、特に地方都市ではあるあるな話題なんです。

それによって様々な弊害が起こり、

①シャワーはお湯ではなく冷水。

②ガス式調理台が使えない。(煮立たない)

③そもそもガス暖房が使えない。

このように生活に直結する事態が起こります。

生活というかもうこれは”生命”にかかわりますね……。

ではこの状況で生き抜くにはどんな手段を取ればいいのか、それをこれから伝授していきます。

(書きながらだんだんヒートアップしてきました……!)

途上地域の極寒の冬を乗り切る3つの秘訣。

さてではここから”途上地域の極寒の冬を乗り切る3つの秘訣”を伝授していきたいと思います。

電気ケトルでお湯を沸かす。

え?どういうこと?と思ったかたもいるでしょう。

これは簡単に説明すると湿度をあげるということです。

電気ケトルでお湯を沸かすと湯気が出ますよね?その湯気で暖をとるのですよ。

寒さはもう死活問題ですから「電気代が心配で……」なんて言ってられません。ちなみにわたしは電気ケトルいっぱいに沸かしたお湯を水で割って、シャワーのかわりに浴びていました。そして余ったお湯をペットボトルもしくは湯たんぽに入れて、余すとこなく使います。

熱いお湯を飲む。

体は外部の熱と内部の熱を感じます。

体表に感じる外気温のほかに、体内の温度計があるんですよね。

お湯(白湯)を飲むことで胃や腸まで温まり、外部が多少寒かったとしても平気になってきます。

「コーヒーやお茶の方がいいんじゃない?」

という意見もありますが個人的には毎日飲み続けるなら白湯をオススメしますね。

なぜならどちらもカフェインが多少含まれているので、21時以降に摂取すると寝つきが悪くなったり翌日に悪影響を及ぼすことがあるからです。わたしもコーヒーが大好きなので毎日飲みたいですが、利尿作用が働くことはどうしても避けられません。

寒くてもランニングする。

上述した白湯を飲む方法は内部から温めることですがこれは外部から温める方法です。

つまり寒くても外を走って筋肉の血液循環をよくするのですね。

筋肉の熱生産量は運動時には全体の80%を占めるといわれています。

お金をかけずに熱生産のできるとてもコスパの良い方法です。笑

体感的には20〜30分/日のランニングでも十分な熱を生み出せますよ。

理想的な防寒対策リズム

さてこれらの情報を集約してひとつのリズムを生み出したので最後に紹介しておこうと思います。

活動が終わりひと息ついたあとに夕食をとります。(消化器系があたたまる)

食後にお湯を飲む。(消化器系があたたまる)

食休みが終わったころに着替えて走る準備をする。

20〜30分のランニング(筋肉があたたまる)

呼吸を整えながら電気ケトルいっぱいのお湯をわかす(部屋があたたまる)

お湯が沸くまでの正味5分間のあいだに筋トレをする。(筋肉があたたまる)

沸いたお湯を水で割ってシャワーがわりに浴びる。(体表があたたまる)

湯たんぽを作って布団を温める。(ぬくい)

これが最強の”あったかサイクル”でした!

ぜひお試しください!

今日のまとめ

以上が”凍えて死にそう……!そんな途上地域の極寒の冬を乗り切る秘訣を3つ伝授したい。”でした!

ちなみに青年海外協力隊員として派遣される地域のなかでウズベキスタンはもっとも寒いといわれています。同じ中央アジアのキルギスもきっと同じくらい寒くなるのでしょうね……。

最後のもういちどまとめておくと、

■途上地域の極寒の冬を乗り切る3つの秘訣。

電気ケトルでお湯を沸かす。

白湯を飲む。

寒くても走る。

どの方法も難しくはなく実施できるものばかりなのでぜひ寒さに凍えている人は試してみてくださいね!

最後までお読み頂きありがとうございました!

これであなたもウズベク人。

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