【ロシア留学】プーシキン大学の学生寮のメリット・デメリットを写真付きで紹介していく。

ロシア
この記事は約8分で読み終えることができます。目次よりみたい項目を選んでください。■投稿日2017年9月21日 更新日2018年4月29日
ズドラースト・ヴィーチェすぎっしゅ( @sugisshu )です。 わたしのロシア留学もついに最終日を迎えようとしています。わずか1ヶ月間という短い滞在でしたが、ロシアの文化にもたくさん触れることができ、充実した時間となりました。 今日はわたしたちが1ヶ月間滞在したプーシキン大学の学生寮について紹介します!

はじめに

日本と違ったロシアでの生活に不安を抱えるひとも多いでしょう。
授業はどのように進むのだろう……食事は衛生的なのかな……
この手の不安は一度考え出すと止まらないものです。今日の記事ではこれからモスクワへの留学を控えるかたに、実際の生活を感じてもらうことを目的として、写真をつけて寮内設備を紹介したいと思います。

プーシキン大学とはどんな大学?ざっくり概要をまとめました。

f:id:sugiyuamayuji19891004:20170920233946j:plain わたしがいま留学しているモスクワの”プーシキン記念ロシア語大学(通称、プーシキン大学)”は、1973年にロシアの最高学府であるモスクワ大学から独立し、それ以来唯一「外国人にロシア語を教える専門大学」として運営されてきました。 学部は文学部・語学研修部・ロシア語教師資格向上学部があり、毎月ロシア語検定を行なっているようです。 プーシキン記念ロシア語大学 – Wikipedia 大学には学生寮が併設されており、ヨーロッパ・アジアなど各国からの留学生が滞在しています。寮のエレベーター内では各国の言葉が飛び交い、なかなか刺激的ですよ。

短期留学での生活

モスクワでの生活は基本的なルーティンを回すように進んでいきます。簡単に紹介すると、まず9時に間に合うように7時前後に起きて、冷水で顔を洗います。電気ケトルでお湯を沸かしてインスタント・コーヒーを目を冷まします。場合によっては前日終わりきらなかった課題に手をつけつつ、朝食のバナナを食べます。 日中は9時〜15時頃までロシア語の授業を受け、それが終わると自室へ戻ってティー・タイム、もしくはモスクワの中心街まで足を伸ばします。1日の1/4をロシア語授業に使い、残りの時間で課外授業的にロシア語を使っていくイメージを持っていただけるとわかりやすいかな。

寮の滞在費

大学に併設されている学生寮ということもあり、格安の寮費で運営されています。物価の高いモスクワですから、滞在費を安く抑えられるというのは助かりますね。
■寮の滞在費1ヶ月:約1,000ルーブル(日本円約1,900円)

写真でプーシキン大学の寮内を紹介していく。

ではここからプーシキン大学の寮内について写真付きで紹介していきますね!

共用部分

f:id:sugiyuamayuji19891004:20170920233143j:plain (エレベーター、頻繁に動作不良が起きます。) f:id:sugiyuamayuji19891004:20170920233208j:plain (両サイドに部屋があります)

宿泊部屋内

f:id:sugiyuamayuji19891004:20170920233232j:plain (ここからは寮の自室です) f:id:sugiyuamayuji19891004:20170920233338j:plain (部屋のバスタブです、シャワーは出ません。) f:id:sugiyuamayuji19891004:20170920233426j:plain (トイレはこんな感じ。)

共用キッチン

f:id:sugiyuamayuji19891004:20170920233455j:plain (ゴキブリが発生します。) f:id:sugiyuamayuji19891004:20170920233614j:plain (電気コンロです、温度調整が難しい。)

洗濯機とその周辺

f:id:sugiyuamayuji19891004:20170920233815j:plain (洗濯機は一回150ルーブルです。) f:id:sugiyuamayuji19891004:20170920233109j:plain (各階に乾燥室があります。)

寮生活のメリット

ほぼ終了間近であるいま、この寮で生活することのメリットをたくさん感じています。いくつか例をあげていきたいと思います。 まず一緒に生活するルームメイトは日本人の大学生たちです。彼らは日本の大学でロシア語を専攻・もしくは第2言語として勉強しています。日本でもトップクラスの大学に通っている現役生であり、インプット・アウトプットのスタイルが完成しているんですね。 わたしはロシア語の土台となる文法・語彙をほとんど知らないので、授業中講師の質問を理解できない場面が多々あるのですが、自室に戻ってから、土台のある彼らにいつもロシア語を教えてもらっています。お金をかけないで(笑)直接ロシア語の文法を教えてもらえるので、とても助かっています。 学問における先達ともいえる彼らと一緒に生活できるのはとても良い刺激になりますね。社会人になったいまとなってはひと回りも年下の若人と関わることもなかなかないですから、それだけでもおおきなメリットだと思っています。 また、同性5人ひと部屋という過密な空間ですが、使うものを共有できるため、節約できるというのもひとつのメリットといえるでしょう。
■寮生活のメリットロシア語を学びあえる(一方的に教えてもらえる) 生活物資を共有できる。情報共有を迅速に行える。

寮生活のデメリット

メリットがあれば当然デメリットも存在します。人的要素ではないのですが、いまわたしたちの住んでいる寮の13階ではシャワーの水がほとんど出ません。またたったひとつしかないトイレも時々断水になったりします。 男5人が暮らしていてシャワーの水が出ない、朝方はトイレも混雑する…… おとなしいルームメイトたちなのでいまのところ安心していますが、少し前に滞在していたセブ島生活ですらもう少しハイクオリティだったなと…… 生活インフラ的な側面で言うと、 1,000人近い寮学生に対して洗濯機は3台(乾燥機は2台)しかなかったり、共用のシャワールームは男女各2部屋ずつだったり。エレベーターは頻繁に整備不良で動かなくなる など、移動・生活に関して言うとかなりの制限があるように感じています。 あとは共用キッチンがほとんど使いものにならないことでしょうね。温度調整の効かない電気コンロやゴキブリの湧く流し場……いまのところ共用キッチンをまともに利用したことはありません。
■寮生活のデメリット生活インフラ(トイレ・シャワー・エレベーター・キッチン・洗濯機など)が整っていない。

短期留学で役立ったものを紹介します!

短期留学といえど日本から必要最低限の物品を用意する必要があります。 ここではわたしが実際に持っていって役立ったものをいくつか紹介しますね。

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