マガンダン・ハポン、YUJI( @sugisshu )です。
わたしは今セブ島医療英語特化の語学学校HLCA(ハルカ)に留学しています。セブ島で行われている医療の現状はどのようなものなのでしょうか?ウズベキスタンで2年間経験しましたが、途上国の医療はまだまだ改善の余地があって面白いですね。今回は先日依頼を受けたセブ島保健センターでのプレゼンについて紹介します。
Contents
はじめに
セブ島で医療英語に特化している語学学校といえばHLCAです。優秀な講師陣の手厚い指導を一日6コマ(1コマ50分)受けることができます。現地での生活に溶け込みながらブログを書かせてもらう機会ももらえたり、忙しい中でも充実した生活を送っています。
セブ島留学で学べること
セブ島で学べることといえば格安の留学費用でビジネス英語やTOEIC対策の集中講義、英会話の能力を伸ばすことができると、今話題なんです。最近では”ブログ記事を描くことで1ヶ月の留学費用無料”なんてサービスも出ているくらいです。
そんなセブ島語学留学で私が選んだ学校がセブ島のビジネスの拠点、IT PARK内にあるHLCA(HAPP LIFE CEBU ACADEMY)でした。医療英語に特化したこの学校では、海外で活躍する医療職を育成するために様々なカリキュラムが組まれています。
▼HLCAのWebサイトはこちらです。
そして先日HLCAの代表より”セブ島内にある保健センターで妊婦体操をしてみませんか”との打診を受け、参加を即決しました。学んだ英語の医療知識をこうして実際に使うことができるのもこの学校の魅力ですね。
セブ島保健センターでの出前講義
(保健センターの階段)
おいそれと依頼されたセブ島保健センターでの妊婦体操出前講義ですが、正直なことを言いますと妊婦さんとはほとんど関わったことがないんです。身の回りにもいなかったし、もちろん仕事で妊婦さんを対象とした理学療法の機会など皆無でしたから、何をしていいのか正直戸惑っていました。
しかも英語で妊婦体操の紹介をするなんて、ハードルたかすぎやしませんか?しかも今回はスライドやユスフジョンで誤魔化す(?)ことはできませんから、これまでの理学療法士としての経験を試されます。やったるでーー。
プレゼンの事前準備
さてここでひとまず妊婦体操ってなんなのか?その目的や方法を調べてみたので整理します。助産師や保健師・小児関連領域で仕事をしていた理学療法士の友人たちから情報収集してみました。
妊婦体操とその目的
理学療法分野における妊婦体操の考慮事項は大きく以下のようになります。
出産時には骨盤が開くため骨盤や股関節の柔軟性を確保する。
胎児の成長に伴い腰への負担が大きくなるので腰痛予防する。
妊娠後期には腹圧を高めるような運動を避ける。
出産には体力が必要になるので基礎体力の増進を図る。
産後には骨盤底筋群が緩み失禁しやすくなる。
胎児とのコミュニケーションを大切にする。
妊娠周期(前期・中期・後期・臨月など)を考慮する。
各専門家たちから得た情報をまとめてみました。小児分野や女性に特化したリハビリテーションに関わったことがないため、修正点などあればご指摘ください。
これらの項目とウズベキスタンでの経験を統合して、セブ島の妊婦たちに向けた体操と一覧表を作成してみました。
イラストを使って視覚的アプローチ
(妊婦体操の簡易一覧表)
海外で知識や技術を普及させたいと思ったときに有効になるのが”イメージ図”を提示することです。文字で解説文を描いてもほとんどの読まれません。せっかく作ったのに使われないのは悲しいですからね、視覚的アプローチも兼ねて、今回はタイトルロゴも自作してみました。こんな時にマスキングテープが役に立ちますね。
海外旅行などで絶対に重宝します。
妊婦体操のプレゼン
さて準備は万端です。問題は果たして英語で妊婦体操の紹介をできるのかというところ。プレゼンの資料をHLCAの講師と作成し、集中的に練習を重ねて本番に望みます。
(薬剤のプレゼン)
一緒にプレゼン依頼を受けた薬剤師が先に行います。うーん、日本語で薬剤のことを学んでも難しいのに、それを英語で、かつ分かりやすく解説するスキルはさすがです。
(妊婦体操のプレゼン)
さて私の妊婦体操のプレゼンが始まりました。 ありがたいことに横には英語から現地語へ通訳してくれるスタッフがいます。これで多少英語を間違っても大丈夫!
英語での自己紹介に始まり、掴みはバッチリ!?
(初めてヨガマットを使いました)
想像していたよりオーディエンスの反応がよくて驚きました。正直言いますとあまり妊娠周期のことを考慮していなかったのですが「その運動は臨月でもやって大丈夫ですか?」「1日何回やればいいですか?」などの細かい質問が出てきていました。
隣で通訳をしてくれたスタッフさんがヘルプを出してくれたのでなんとかその場をしのぎましたが、冷や汗が止まらんな……。
全行程合わせて1時間にも満たないものでしたが、英語で医療についてプレゼンをするという貴重な経験をすることができました。
HLCA(ハルカ)への語学留学をご希望のかた
この記事を読んで、
「HLCA(ハルカ)の情報をもっと知りたい!」
「医療英語特化ってどういうこと?」
「フィリピン留学に興味がある!」
などの感想を持たれたかたは、直接わたしYUJI( @sugisshu )までご連絡をくだされば、 留学の最新情報などをお届けしたいと思います!
タイミングによっては、留学エージェント各社とは違った特典をおつけしたり、留学サポートもさせていただきます!
■各アカウント情報
Gmail sugiyama.y.1004@gmail.com
Twitter @sugisshu
facebookページ SUGImedia
上記アカウントからご連絡いただければ、3日以内にご連絡を差し上げます。
ぜひご検討くださいね!
今日のまとめ
以上が”セブ島の保健センターで妊婦体操を紹介したら、食いつきがハンパなかった件について。”でした!
医療英語特化のHLCAに通っていたことで得られた今回のプレゼンのお話。海外の医療分野で働きたい意欲のある人にとっては、とてもいい機会なのではないでしょうか。こんなことをしているとまたどこかの国で働きたくなるなぁ……。
最後までお読み頂きありがとうございました。
これであなたもフィリピーノ。
コメント