【オーミン】自分とはかかわりの薄い人間にも敬意をはらう国民性を見習いたい

活動が4ヶ月を過ぎると、入国当初、疑問に思っていたことが次々と解明されてゆく。

 

今日は活動修了後に同僚と一緒にフェルガナの隣町、マルギランまで行った。

フェルガナより、マルギランのバザールのほうが値段が安いらしい。

同僚は日用品を買うために、そして私との交流を深めたい(?)と考え誘ってくれたようだ。

 

 

 

 

 

タクシーで15分ほどの距離で、それほど遠いという感じでもない。

 

 

ある橋を通りかかったとき、運転手、そして同僚が「オーミン」をしはじめた。

 

 

 

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ーどうして、オーミンするの?

 

ー橋の下には墓地があるのよ

 

 

なるほど、墓地の位置を把握していて、その上を通りかかるときには埋葬された死者に弔いを捧げているのか。

 

 

 

日本では”IS”などイズラム過激派のニュースが後を絶たないが、元来、イスラム教徒は優しく争いを好まない。

 

縁もゆかりもないであろう先人に祈りを捧げる。

 

ウズベク人のことを、少し好きになれた一日だった。

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