自治組織「マハッラ」

ウズベキスタンでは各地にマハッラと呼ばれる自治組織がある。日本の町内会といったところだろう。そのつながりは家族のように強く、困ったときにはお互いに助け合う関係にある。

またこのマハッラの人々はお互いに結婚式やお客さんとして呼び合う。

以前タシケントのホームステイ先ではステイ先の兄がちょうど結婚式を控えており、当日の朝行われる祝賀会のようなものにマハッラの長や地域住民が集まっていた。

「誰やこの人?」

と思っていたのはマハッラの住人だったらしい。

話は戻り、私の住むフェルガナのマハッラでは子供たちが朝から晩まで外で遊んでおり、とにかく賑やかだ。よく遊びに誘ってくれるので日々のストレス発散になっている。

仲良くなりすぎて勝手に部屋に入ってくるのは困りものだが……

近年日本ではマハッラのような自治組織の存在が薄れてきている。子供たちが安心して遊べる地域づくりが今後の課題だろう。

ウズにいながら、そんなことを思う。

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