アッサローム・アライクン、YUJI(@wish_yama)です。
青年海外協力隊員としての任期も残り1ヶ月半となりました。わたしがしてきたことといえばマンパワーとして活動することと、ブログで情報発信することくらいだったかな。2年前の夏はノロウイルス疑いで寝込んでいたようです。当時の記事を編集無しで再公開します。
2014年に書いたエントリを見返していたら構成やタイトルが甘すぎて目も当てられない。
— すぎっしゅ@ウズベクブロガー (@wish_yama) February 5, 2017
昨日市内で外食したときに食べた串焼き”シャシリク”
いつも店頭で売られているのはいわゆる”つくね”状のものだが、昨晩食べたのはステーキ状。やや生焼けか?と思ったがその見た目に驚き、そのまま食べてしまった。
しかしそれが運のつきだった。夜にかけて胃もたれが続き、夜には腹痛と寒気に見舞われることになる。
週二回習っているウズベクダンスの終了後に、先輩隊員とともに入った小料理屋。バーのような装いで、ややお洒落なような雰囲気も感じられた。
しかしメニューは全てロシア語。店員は英語かロシア語しか話せない。
う~ん、困ったものだ、とりあえずコレにしましょうか?と注文したのはパスタと牛肉シャシリク。
肝心の味は想像していたより美味しく、ぺろりと完食。
牛肉シャシリクの中がやや赤みを帯びており生焼けかもしれないと思いもしたが、食べ始めたらその味に舌鼓を打たざるを得なかった。
帰宅後、やや胃がもたれ始める。
ウズベキスタンに来てから腹痛から下痢をすることは何度かあったけど、胃がもたれる感じは初めて。なんとなしに体をよろよろさせながらも床につく。
しかし、お腹の違和感がなかなかおさまらない。
すると、体中を急に寒気が襲う。
外は珍しく雨が降っている。ここ一ヶ月雨が降っていなかったし、季節の変わり目だしから風邪でも引いたかな?と、そのときは安易に流してしまった。
翌朝、目覚めると食欲不振・発熱・悪寒・腹痛・胃もたれ・めまいなど、昨夜感じた諸症状が倍増されている。
これはただ事ではない。
配属先に休みの連絡をし、身体症状から疑える病名について考えてみた。昨晩食べたシャシリクから様子がおかしい。まさか食中毒だろうか。一抹の不安がよぎる。
症状を判別するためにウェブサイトを開く。
情報が溢れているというのは逆に情報に追われることにもなる。その点がやや不便を感じることもあるが、日本の地を離れている現状ではとても助かる。
”ノロウイルス”
症状からするとこれが一番納得のいく病名だ。途上国の医療の現状はあまり芳しくない。首都であればそれなりの医療を受けられるが、ここは一地方都市。総合病院といってもそのレベルは高くない。ということで受診するのはやめておこう。
ではどうするか?自己治療するしかないだろう。
といっても食中毒の大半は嘔吐や下痢、つまり原因物質が体外に排出されれば症状は軽快する。そこでわたしがとった方策がコレ。
どんな治療をしたのか?
とにかく寝る
寝ることに勝る治療法はないといえる。全身の免疫系をフル活動させて軽快を待つ。
外出しない
日中は吐き気に見舞われ、日光を直接浴びれば倒れる危険性があった。必要以上の外出はしない。
日本の市販薬を飲む
これは賛否両論で、市販薬を飲み軽快を待つのはあまり得策とはいえない。体内に原因物質が残ってしまうからだ。
粉ポカリを溶かして飲む
下痢や嘔吐に見舞われた場合、電解質の不均衡が起こってしまう。こまめに水分補給すべきだろう。
トイレと仲良くする
いつ嘔吐するか分からない現状では、トイレは近くに合ったほうが安心できる。
発症から約24時間経過した今では症状も落ち着いている。
結果的に吐くこともなかったし(胃液は出た)、下痢も数回で済んだ。
後は、一晩寝て症状がどう変化しているか確認が必要だが、だいたいピークは過ぎただろう。
日本にいても同じだろうが、食べ物には細心の注意をはらいたいものだ。
まとめ
では現実に戻ってノロと戦います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
これであなたもウズベク人。
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