【歯科治療】ウズベキスタンで歯科治療をするにはどこがおすすめ?勇気を出して受診してみた。

ウズベキスタン

アッサローム・アライクン、YUJI( @sugisshu )です。

長期にわたる海外生活を続けるときに、いちばんの不安となるのが”病気”です。

どんなに万全の対策をしていたとしてもふとしたときに体調を崩してしまうものですよね。

そして病気以上に怖いのが”歯科受診”です。

日本での駒ヶ根訓練所では、あるアフリカ隊員が、現地で歯科治療したときに”魔術師を紹介された”というエピソードを聞きました。

え、まじで、超怖い。

と思い、虫歯予防には全力を尽くしていたつもりでしたが、残念ながら数本の虫歯を発見してしまいました。今日は恐るおそるウズベキスタンで歯科受診した話です。

※施設の写真がないのはご容赦ください!!

はじめに

冒頭でも紹介しましたが2016年の夏ころに数本の虫歯を発見してしまいました。理由は色々考えられるのですが、

そもそも毎日500mlのコーラを2本飲んでいたことが原因

かと思います。

いやね、開発途上国での生活ってうまくコントロールしないとストレス溜まりっぱなしになるんですよ。わたしはこうして毎日コーラを飲むことでストレス解消していました。しかしそのストレス解消法がそのまま次の火種となってしまうとは……

これからウズベキスタンの首都タシケントで受けた歯科治療やオススメの歯医者さんについて紹介して行きます。

ウズベク人の口腔内ってどうなってるの?

実は、ウズベク人は歯がありません。

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この写真の通りです。歯がほとんど金歯です。
コーヒーに角砂糖を2つ、3ついれたり、激甘のケーキを毎日食べたり、虫歯予防という感覚が著しく足りていないのです。
それどころかなにかを防ぐ感覚がない。
これは金歯は裕福の象徴』とする風習もあるが、医療者の立場で考えると、原因のほとんどは虫歯予防や歯磨きの習慣がないことによると考えられます。
この現状には正直かなり驚いてしまいましたが、全部金歯にするほどのスキルを持っているなら逆に、歯科はすごく高いのかもしれません。

なんと虫歯が6本も見つかった!

さてさてわたしも先日、オシュ(ピラフ)の中に混じっていた小石を奥歯で噛んでしまい歯科医院を訪れました。途上地域で口にするもののなかにはけっこう石が混じっていたりするので要注意です。

そしてその欠けた歯を治療するためにタシケントの歯科を受診したのですが、なんと、そのときに欠けた奥歯の他に合計6本の虫歯が見つかりました。冒頭でも紹介したように、原因はおそらく毎日500MLのコーラを2本飲んでいたからでしょう。

といっても途上国で受ける歯科治療はとても恐ろしいというイメージがあったので、たとえ歯を抜かれても、最悪、死ぬことはないだろう。

そんな心持でいたのです。

タシケントのおすすめ歯科”SMART DENTE(スマルト・デンテ)”

そしてここからが首都でオススメの歯科紹介となります。

わたしがおすすめするタシケントの歯医者はメトロ・ミノールから徒歩5分のところにある”SMART DENTE”という歯医者さん。なんでもここの歯医者さんは韓国系の歯科医さんがいるとのことで、かなり腕が立つらしいのです。

SMART DENTEの近くには大規模な歯医者がもう一箇所あるため、そちらと間違えないように気をつけてください。

治療の実際と流れ

JICA職員も通っており、最新歯科治療を受けられると噂のSMART DENTE。

実際になかにはいるとキレイなウズベク人のお姉さんが出迎えて(?)くれます。事前に予約しておくとスムーズですよ。(むしろ予約しないと無理ぽです。)

椅子のならぶ待合室で5〜10分ほど待ちます。

その間はロシア語のテレビ番組をみて気持ちを落ち着けましょう。

そうしているうちに順番がやってくるので案内された部屋へと入ります。室内は日本の歯科に劣らないほどキレイにしており、清潔感があります。そして指示された治療台に横になり、治療してほしい場所を伝えます。

実はこのとき韓国系の歯科医さんとロシア系の歯科衛生士に囲まれているのですが、この状況になんだかそわそわしますね……。

歯科医さんがレントゲン写真をとり、画像をみながら診断を進めていくのですが、一緒に画像をみながら説明してくれるのですがロシア語なのでよくわかりません。

しかし治療が始まると麻酔等もしっかりかけてくれるので、痛みもほとんどなく非常に快適でした。

正味1時間ほどなのですが、丁寧に治療をしてくれる代わり一切口を閉じることができないんですね。

そこだけはすごく困りました。もちろん治療が終わったあと顎がだるくて仕方ない。

治療が終わったあとには待合室でココアを飲むことができるので、ホッとひと息つけます。無事に終わってよかった。

ここまでの流れを一度まとめておくと、

電話で予約する

店舗に向かい、名前を告げる

待合室で待機する

案内された部屋に入り診療台に横たわる

痛みのある部分を申告する

一度レントゲンを撮って虫歯の深さを確認する

麻酔を打って治療開始となる

小一時間で治療終了となる

治療が終わったら次回の予約をして支払いをする

おおむねこのようになるかと思います。

多くのひとが心配なのは赤色で記した部分だと思いますが、麻酔は必ず打ってくれるので安心してください。

そして支払いはドル払いではなく現地通貨ウズベク・スム払いなのでその辺りも事前に用意していきましょう。

料金

施術方法によるが、平均400,000スム(30~40ドル)くらい。

※2016年8月現在の料金

単位がおおきすぎてもうわけワカメですね。

クレジットカードなどの海外保険が適応となるはずなので領収書は必ずもらいましょう。わたしのように青年海外協力隊員として利用する場合は、事後申請によって青年海外協力協会から治療費が出るはずなので、安心してください

電話番号

+998712348886

電話番号は上記の通りです。

ウェブサイトなども探したのですが残念ながら見つかりませんでした……。

この番号に電話をかけるとウズベク語もしくはロシア語で対応してくれるはずです。

もしどちらにも自信がない場合は旅の会話帳などを準備して、直接予約にいきましょう!

今日のまとめ

以上が“ウズベキスタンで歯科治療をするにはどこがおすすめ?勇気を出して受診してみた。”でした!

正直、途上国で歯科治療を受けるのはめちゃくちゃ怖いし、緊張もします。でも少なくともタシケントで受けられる歯科治療のレベルはかなり高いので安心してくださいね!

でも、協力隊員であれば予防の意識は常に持っておきましょうね!

最後までお読みいただきありがとうございました!

これであなたもウズベク人。

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